COLUMN

だしで味わう「和食の日」

11月24日は「和食の日」です。

和食文化の大切さを再認識する日として、実りの秋となるこの時期に制定されました。今回は、「和食」に欠かせない存在である「だし」についてお話します。

だしには、「かつおだし」「こんぶだし」をはじめとして、様々なだしがあります。かつおだしには「イノシン酸」、こんぶだしには「グルタミン酸」といううまみ成分が含まれており、この二つのうまみ成分が合わさることによって「旨味の相乗効果」が生まれます。それぞれのだしを1種類で使用してももちろん美味しいのですが、2種類のだしを組み合わせることによって、相乗効果により旨味が8倍以上にもなるそうです…!2種類の合わせだしを取るのは、すこし手間ひまがかかりますが「和食の日」にはぜひご家庭で、だしの旨味が感じられる和食を楽しんでみてはいかがでしょうか。

~合わせだし(かつお×こんぶ)のとり方~
  • 1.水1Lに昆布10gを入れ1時間浸しておく。
  • 2.中火にかけ沸騰直前に昆布を取り出す。
  • 3.沸騰したら火を止めかつお節30gを入れる。かつお節が鍋底に沈むまで1〜2分おく。
  • 4.ふきん等を敷いたザルで静かにこす。

5.お吸い物やお味噌汁、煮物や茶碗蒸し、だし巻き卵など様々な和食料理に使用できます。秋の食材を使用した炊き込みご飯などもよいですね…!

管理栄養士より