REHABILITATION

リハビリリハビリ

天宣会のリハビリについて

天宣会のリハビリについて

理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)の3部門約70名の専門家が協力し、患者さまの状態や目的に合わせたリハビリテーションを行っています。
当院のスタッフの半数が10年以上の経験を積んでおり、入院から外来、介護保険との連携も見据え、様々な方法を提案しています。
また、介護保険サービスの紹介や福祉用具の選定、介助方法の相談等についても、相談窓口が院内にあるので、実際のリハビリ場面に参加いただきながら分かりやすくアドバイスできます。
様々なご要望に応えられるように、我々スタッフも日々研鑽を積んでいます。

各種ご案内

リハビリの様子

理学療法(PT)

理学療法では、「起き上がる」「立ち上がる」「歩く」「階段を上る」など、主に移動や姿勢に関わるリハビリを行っています。また、適切な杖や歩行器、車椅子やクッション選定等の提案を行います。
当院では、低周波治療器(IVES) や歩行訓練器(POPO)も取り入れ、より効果的な改善を促しています。

作業療法(OT)

作業療法では、食事やトイレ、着がえなどの生活動作や、料理等の家事動作に関わるリハビリを行っています。また、介助する側・される側の双方に負担の少ない介助方法や福祉用具、住宅改修等の提案を行います。
当院では、昇降式キッチンや入浴シミュレーターを用いて実生活に近い環境での練習雄取り入れています。また脳卒中や脊髄損傷等で生じた手の運動麻痺に対して低周波機器(IVES・ESPURGE)、手指運動リハビリテーションシステム(MELTz)も取り入れ、効果的な改善を促しています。

言語聴覚療法(ST)

言語聴覚療法では、食べることや話すこと、記憶や集中力などの高次脳機能障害に関わるリハビリを行っています。また、実際の食事場面での介助方法や姿勢、楽しみを目的とした食事等の提案を行います。
当院では機能改善に効果があると見込まれる機器(VitalStim® Plus)を積極的に取り入れています。嚥下機能の評価や訓練に用い、患者さまの機能改善を促しています。

幅広い選択肢の食事

また、現在の飲み込みの力に見合う食事を管理栄養士と相談し、通常の一口サイズの食事から、歯がなくてもすりつぶす事ができるようなソフト食、ミキサー食など、幅広い選択肢の中から食べやすい食事を提供しています。

1口サイズ

1口サイズ

ソフト食

ソフト食

ミキサー食

ミキサー食

入院生活

実際の入院後の様子

実際の入院後の様子

これまで説明してきたようなリハビリを行う事はもちろん、主治医,リハビリテーション医、病棟スタッフを交えたカンファレンスを行い、現在から今後の生活に向けてのプランを検討し、ご本人様やご家族様と具体的な目標を決めていきます。
そのために、リハビリ室にとどまらない、病棟での歩行訓練や日常生活動作訓練、食事指導や復職支援なども行なっています。

外出訓練

外出訓練

外出訓練では、病院の敷地に留まらず、駅からバスや電車の利用を行ったり、近くのコンビ二エンスストアで買い物をしたり、退院後の生活を見据えたリハビリを行います。

退院方針が決まった際

退院方針が決まった際

リハビリスタッフがご本人様・ご家族様の自宅に伺い、ケアマネージャーや福祉用具業者、住宅改修業者などと連携し、段差の確認や手すりの必要性の有無など、福祉用具の導入や家屋の改修についての提案もさせて頂きます(地域の指定はあります)。