通所リハビリテーション(デイケア)とは、要介護者が老人保健施設、病院、診療所などに通い(日帰り)、専門的なリハビリテーションを受けるサービスです。主な目的は、心身機能の維持・回復と日常生活の自立支援です。リハビリは医師の指示のもと、理学療法や作業療法などの専門スタッフによって行われます。食事や入浴、レクリエーション等もあり、社会的交流を図ることができます。また、ご家族様の介護負担を軽減する役割もあります。
リハビリは利用者様の自立を促す観点からリハビリの専門職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)が利用者様に合った自主トレーニングを中心としたメニューを作成します。メニューの中には難易度が高いものをスタッフと一緒に行えるように、また介助が必要な方はスタッフと一緒に行なえるようにします。当施設では要支援1~要介護5まで幅広い介護度の方が利用されており、利用者様に合わせて対応しています。
個人の能力や趣味活動を活かして、貼り絵や折り紙を用いた工作や書道を行います。また介護士を中心に小集団のレクリエーションやお話会、園芸(屋上庭園)を行う事もあります。
認知症疾患医療センターの認定看護師を中心にMCI(認知症予備軍)の方向けに、認知症予防のリハビリ(頭と体の体操)を実施しています(火・金のみ)。
管理栄養士が定期的に食事摂取量や体重増減など確認を行い、必要に応じて食事に関して相談・助言を行います。
車椅子の方は安全に入れるリフト浴、歩行が出来る方は大浴場(富士見の湯)を利用します。
身体の健康は口の中からと言われるように、口腔ケアにも当施設は力を入れています。全利用者様(一部要支援の方は除く)に口腔内状況の評価を行います。希望の方には歯科衛生士(常勤)が口腔機能向上練習等を実施します。